看護部
概要・特色
済衆館病院は、急性期から回復期・慢性期までの病棟を幅広く揃えた『スーパーケアミックス病院』です。
看護部は、各病棟での対応、外来、手術、腎・透析センターなど『患者さまを看て、護り、生活の場へ繋ぐ』ための多岐に渡る役割を担っています。
Mission
看護部の理念
- 患者さま・ご家族の立場に立ち、 質の高い看護を実践します。
- 向上心を持ち 常に成長できるよう努めます。
済衆館シンボルマーク
中央にある聖医ヒポクラテスの杖の蛇は、済衆館の『S』をかたどっています。二羽のナイチンゲールと月桂樹の枝を優しく囲むのは、輪廻転生を表す命の環です。
Policy
看護部の方針
1
患者さま・ご家族の皆さまから信頼される看護実践を提供します。2
安心・安全な療養環境の提供に努めます。(看護ケアの充実に努めます。)3
良質な看護の提供に努めます。(常に向上心を持ちプロ意識を高めます。)4
職業としての誇りをもって対応します。(常に思いやりと心配りに努めます。)
Slogan
看護部のスローガン
●
自己の五感を最大限に活かそう看護実践●
感性を磨こう日々の看護から
看護部長より
あなたの五感を最大限に活かそう、看護実践に
当院は1914年(大正3年)に創立され、北名古屋市・清須市・豊山町の地域に根ざした医療を行い、100年以上の歴史があります。
時代の流れともに病院も成長し、二次救急医療・急性期・地域包括ケア・療養・回復期リハビリテーション・緩和ケア・在宅医療・予防医療の機能を持つ『ケアミックス病院』として患者さまに合った切れ目のない医療・看護・介護サービスを提供しております。
看護師は、患者さまが住み慣れた地域で長く生活を送ることができるようにチーム医療の一員として多職種をつなぐ役割を担っております。
患者さまの『その人らしい生活』を守ることができるサポートを、患者さまと一緒に考え看護の専門家としての提案をいたします。
私たちは、患者さまとの対話を大切にし、患者さまの気持ちに寄り添い『病める人々の愛の杖』となるよう、信頼される質の高い看護実践を目指し、邁進してまいります。
看護部長 川口 万友香
各病棟や外来等での看護をご紹介します。(一部抜粋)
- 1急性期病棟にて
- 2回復期リハビリテーション病棟にて
- 3地域包括ケア病棟にて
- 4緩和ケア病棟にて
- 5療養病棟にて
- 6外来・救急外来にて
- 7中央手術室にて
- 8腎・透析センターにて
- 9外部メディアによる看護部紹介
1急性期病棟での看護
急性期病棟は、救急搬送された患者さまや、検査・手術のために入院された患者さまを対象にした病棟です。
本館3階は主に外科系、本館4階は内科系の患者さまが中心で、年齢は幅広く、主疾患も多岐にわたります。
看護師は患者さまの状態を細かく観察し、病状の変化を見逃すことなく、適切なケアを提供しています。
また、患者さまの早期離床・早期回復をめざしたチーム医療を実践し、次のステージへ迅速に繋ぐことも看護師の重要な役割です。
2回復期リハビリテーション病棟での看護
回復期リハビリテーション病棟は、急性期を脱した患者さまを受け入れ、集中的なリハビリテーションを提供する病棟です。
主に運動器疾患、脳血管疾患の患者さまを対象に、体力・筋力の回復を図り、早期の生活復帰をめざしています。
回復期の看護で重要なのは、ADLの維持・向上に努めること。医師やリハビリスタッフ、栄養士など多職種と情報共有しながら、患者さまの生きる意欲を引き出し、『自分でできること』を増やすよう働きかけます。また、患者さまの残存機能を最大限に活かし、その人らしい生活を取り戻すようにサポートします。
3地域包括ケア病棟での看護
地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えたものの、すぐ家に帰ることができない患者さまや在宅療養中に急変した患者さまを幅広く受け入れる病棟です。
限られた期間のなかで、在宅復帰の準備を進めていきます。
ここでは、患者さまやご家族と積極的にコミュニケーションを図り、退院後の生活への思いを把握することがとても大切です。その上で、医療ソーシャルワーカーなど多職種と連携し、ご本人が『帰りたい場所に帰れる』ように支援していきます。患者さまやご家族の思いに寄り添い、一緒に悩み、さまざまな問題を解決できるようにサポートします。
4緩和ケア病棟での看護
5療養病棟での看護
療養病棟は、『衆を済う(人々をすくう)』という当院の思想を体現している、地域の最後の砦です。
長期の医療管理を必要とし、在宅への復帰がむずかしい患者さまを受け入れ、それぞれの尊厳を大切にした看護を実践しています。
看護師は、人工呼吸器や気管カニューレの装着などの医療管理を安全に行い、合併症の早期発見・予防に努めるとともに、生活リハビリも交え、日々の生活行為を介助しています。また、西館2階には、腎・透析センターが併設されており、入院透析にも幅広く対応。高齢になり、外来透析を続けられなくなった患者さまを、最後までしっかりサポートしています。
6外来・救急外来での看護
病棟以外にも地域と病院を繋ぐ顔となるのが外来。お子さまから高齢者まで1日300〜400名の患者さまの安心・安全な診療を支えています。
救急外来では、地域に密着した二次救急医療を24時間・365日行っています。
7中央手術室での看護
中央手術室では、外科・整形外科・眼科・脳外科・泌尿器科などの手術を担当。緊張感のなかで安全を最優先にした看護に努めています。
患者さまの不安や疑問が少しでも軽減し、安全・安心な環境で手術を受けていただけるように『術前訪問』を行い、適切な情報収集と信頼関係を築いています。
8腎・透析センターでの看護
腎・透析センターでは、合併症の患者さまが安全に血液透析を受けられるよう、専門知識・技術を備えた看護師が支えています。