リウマチ膠原病内科

概要・特色

原因不明の『体の痛み』『関節の腫れ』『発熱や発疹』などは、いわゆる膠原病を疑う症状です。

膠原病とは、体を守るはずの免疫システムに異常が起き、自分自身の体を攻撃してしまう病気の総称です。そのため、全身のさまざまな場所に痛みや腫れ・発熱・発疹といった症状が現れます。関節リウマチは、膠原病の中で最も代表的な病気のひとつです。

膠原病を疑う症状

対象となる疾患は以下の通りです。

  1. SLE(全身性エリテマトーデス)
  2. 皮膚筋炎(多発性筋炎)
  3. 強皮症(全身性進行性硬化症)
  4. 顕微鏡的多発血管炎
  5. 古典的結節性多発動脈炎
  6. シェーグレン症候群(※1)
  7. ベーチェット病
  8. リウマチ性多発筋痛症
  9. 関節リウマチ(膠原病の中で最も代表的な病気) など

(※1)シェーグレン症候群の確定診断には唾液腺造影が必要となるため、耳鼻科の受診が必要です。

『トシリズマブバイオシミラー』について

関節リウマチ(以下、リウマチ)に使用される薬剤の中に、『生物学的製剤』と呼ばれる種類があります。その代表的な薬剤のひとつが『アクテムラ』です。アクテムラは新型コロナウイルス感染症の第1波の際にも使用され、現在では酸素投与を必要とするコロナ肺炎にも適応が認められています。 (※下記アクテムラの特徴をご参照ください)

生物学的製剤の登場により、リウマチ患者さまの関節予後は大きく改善してきました。しかし一方で、経済的負担が大きいため、使用したくても他の薬剤で治療せざるを得なかった患者さまも少なくありません。リウマチは好発年齢が30〜50代の女性に多く、保険診療の3割負担となる方が大部分です。発売当初の薬価は1か月あたり10万円を超え、診察代や検査代を含めると自己負担額が月5万円前後となり、家庭を支える世代の方々にとってはもちろん、多くの患者さまにとって大きなハードルとなっていました。

冒頭の『トシリズマブバイオシミラー』は、先発品であるアクテムラの後発品(バイオシミラー)です。体重50kgの方の場合、月々の自己負担額は約1万円と、かつての5分の1程度まで薬剤費が軽減されています。
適応はアクテムラとほぼ同じですが、(酸素投与を必要とする)コロナ肺炎には適応がありません。すべてのリウマチ患者さまに効果があるわけではありませんが、アクテムラを含む生物学的製剤の優れた臨床効果はすでに確立しており、経済的負担の軽減とあわせて、今後さらにリウマチ患者さまの関節予後の改善が期待されます。


アクテムラの特徴

  • 皮下注製剤または点滴製剤である
    ・皮下注製剤は自己注射が可能
    ・皮下注は2週に1回(難治例では毎週も可)
    ・点滴は体重に応じて4週に1回
  • MTX(メトトレキセート:世界標準の抗リウマチ薬)との併用義務がない
    ・単独でも効果を発揮する
  • 妊娠中も使うことができる
  • 酸素を必要とするSARS-COV-2(新型コロナウイルス感染症)肺炎に適応がある(点滴製剤のみ)

医師紹介

専門医等資格

  1. 日本糖尿病学会糖尿病専門医・研修指導医
  2. 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
  3. 労働衛生コンサルタント
  4. 医学博士(名古屋大学/1997年)

専門分野

  1. 糖尿病
  2. 膠原病

医療に対する方針・理念

信頼される医療

専門医等資格

  1. 日本リウマチ学会リウマチ専門医
  2. 日本腎臓学会腎臓専門医
  3. 日本内科学会総合内科専門医
  4. 日本救急医学会救急科専門医
  5. 日本透析医学会透析専門医
  6. 日本移植学会移植認定医
  7. 日本プライマリケア連合学会プライマリケア認定医
  8. 医学博士(藤田医科大学/2017年)

専門分野

  1. 一般内科
  2. 腎臓内科
  3. 透析科