この検査で何が分かるの?検査項目の説明

この検査で何が分かるの? 検査項目の説明

  1. 身体計測
  2. 眼科
  3. 耳鼻科系
  4. 呼吸器系
  5. 循環器系
  6. 血液一般
  7. 肝臓・胆嚢 ・脾臓
  8. 消化器系
  9. 糖代謝
  10. 腎臓・泌尿器系
  11. 腫瘍マーカー
  12. 甲状腺
  13. 甲状腺
  14. リスク検査
  15. その他
身体計測
  • 身長・体重・体脂肪率・肥満度・腹囲
  • 肥満は生活習慣病の大きな原因にもなります。また、急激な体重の変化にも注意しましょう。体脂肪率の基準値は、(男性) 25%以下(女性) 30%以下 です。
眼科系
  • 視力
  • 近視・遠視の有無や程度をチェックします。
  • 眼圧
  • 眼圧は視力障害の原因になります。また、緑内障の有無の診断には欠かせません。
  • 眼底
  • 眼底の血管を見て、動脈硬化や高血圧・糖尿病等の病気による血管の変化をみます。細胞の状態も併せてチェックします。
耳鼻科系
  • 聴力検査
  • 聴力のチェックを行います。
呼吸器系
  • 胸部X線・肺機能検査
  • 結核・気管支炎・肺がん・肺気腫など肺疾患の検査をします。
循環器系
  • 血圧
  • 高血圧が長く続くと動脈硬化をまねき、脳卒中・心臓病・腎臓病などを引き起こす原因となります。
  • 心電図
  • 不整脈・心肥大・心筋障害・心筋梗塞等心臓の働きをみる検査です。
  • 脂質(中性脂肪)
  • 肥満・生活習慣病を知る手がかりとなります。
  • 脂質(HDLコレステロール)
  • いわゆる善玉コレステロールで、悪玉コレステロールを取り除き、運び出す働きをしています。
  • 脂質(LDLコレステロール)
  • いわゆる悪玉コレステロールで、動脈硬化の原因となります。
血液一般
  • 白血球数
  • 感染症・炎症を知る手がかりとなります。
  • 赤血球数
  • 貧血の有無や程度を調べます。
  • 血色素量
  • ヘモグロビンと言い、赤血球の中にあります。酸素の運搬役です。これが少ないものを貧血といいます。
  • ヘマトクリット
  • 血液の中で赤血球の占める容積を測って貧血発見の手がかりとします。
  • MCV・MCH・MCHC
  • 貧血の原因を知る手がかりとなります。
  • 血小板
  • 血小板が少ないと出血が止まりにくいことを示します。
肝臓・胆嚢 ・脾臓
  • 総タンパク
  • 血清中のタンパク質量で栄養状態、肝臓や腎臓の機能をチェックします。
  • A/G比
  • 血清タンパク質のアルブミンとグロブリンの割合を調べて肝臓の障害などを調べます。
  • 総ビルビリン
  • 赤血球が分解・代謝されてできる色素で、胆汁色素ともいい、この色素が増えると黄疸をおこします。また肝機能障害でも増加します。
  • AST(GOT)
  • 体の蛋白質の構成に関係する酵素で、心臓、肝臓、骨格筋の病気の手がかりとなります。
  • ALT(GPT)
  • ASTと同様、体の蛋白質の構成に関係する酵素で、肝臓の異常の早期発見に役立ちます。
  • γ-GTP
  • 肝臓・胆のう・胆道のほか、腎臓、膵臓に多い酵素で、特にアルコールや脂肪肝の影響を受けやすいので、飲酒による肝障害、脂肪肝のチェックに役立ちます。
  • LDH
  • (1)肝臓 (2)心筋 (3)肺 (4)骨格筋 (5)脳 (6)血液に特に多い酵素で、血清中に多く出てきたら、これらの器官の病気が疑われます。
  • コリンエステラーゼ
  • 肝臓で生成され、血清中に分泌される酵素で、肝疾患とくに肝障害によって活性低下を起こします。
  • ALP
  • 肝臓、胆管、骨、腎臓、腸粘膜などにある酵素で、これらの器官の異常のとき血清中に多く出ます。
  • HBs抗原
  • B型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。
  • HCV抗体
  • C型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。
  • 血清アミラーゼ
  • 膵臓・唾液腺の酵素です。膵臓や唾液腺に異変があると血液、尿中に増えます。
  • 腹部超音波
  • 胆嚢、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓などの臓器異常(結石やポリープなど)を調べます。
消化器系
  • 胃部X線
  • 食道、胃、十二指腸の腫瘍、潰瘍、ポリープなどを調べます。
  • 便潜血
  • 出血を伴う胃腸疾患を調べます。
糖代謝
  • 血糖
  • 採血時点の血液中のブドウ糖を測定します。
  • グリコヘモグロビン(HbA1c)
  • 採血時点から1~2ヶ月以前の血糖の状態を示し、糖尿病をチェックします。
腎臓・泌尿器系
  • 尿素窒素
  • クレアチニンとあわせて腎臓の機能をチェックします。
  • クレアチニン・eGFR
  • 腎臓の排泄機能をチェックします。
  • 尿一般・沈渣
  • 糖尿病、腎臓の機能、肝臓の働き、尿路系の病気のチェックをします。
腫瘍マーカー
  • CA125
  • 主に卵巣がん・子宮がんの腫瘍マーカーです。
  • CEA
  • 消化器がんなどの腫瘍マーカーです。
  • CA15-3
  • 乳がんの腫瘍マーカーです。
  • CA19-9
  • 消化器がん、肝・胆道系のがんの腫瘍マーカーです。
  • PSA
  • 前立腺がんの腫瘍マーカーです。
  • SCC・シフラ・NSE・ProGRP
  • 一部の肺がんの腫瘍マーカーです。
甲状腺
  • FT4
  • 甲状腺から出るホルモンです。甲状腺機能のチェックをします。
  • TSH
  • 中枢神経から出る甲状腺を司るホルモンです。甲状腺機能のチェックをします。
採血で未来の健康リスクを評価する5つの検査1回の採血で将来の健康リスクを評価するオプション検査です。費用はこちらをご確認下さい。
  • MCIスクリーニング
  • 特定のたんぱく質を調べてアルツハイマー型認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)のリスクをチェックします。
  • ロックスインデックス
  • 動脈硬化を初期段階から反映・数値化し、脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクをチェックします。
  • アミノインデックスAIRS
  • 複数がん(男性5種・女性6種)のリスク(AICS)と脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・認知低下リスク(AILS)を評価します。
  • マイナイチンゲール
  • 血液の健康状態を100点満点の総合スコアで評価。5つの健康指標で分析し効果的な生活改善案を提案します。
  • マイクロアレイ
  • がんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定し、消化器がん(胃・大腸・膵臓・胆道)に対して高い感度を示します。
その他
  • CRP
  • 体内に炎症などがあると血液中に出現する蛋白質です。
  • 尿酸
  • 高尿酸血症(通風)のチェックをします。
  • ナトリウム・カリウム・クローム
  • 体内の電解質(イオン)バランスをチェックします。
  • 梅毒検査(RPR・TPHA)
  • 梅毒感染(もしくは感染後)の有無をチェックします。