令和5年度 医療法人済衆館 済衆館病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 6 25 34 47 94 186 237 648 931 273
【定義】
・集計期間に退院した患者さんの人数を、10歳刻みの年齢階級別に集計しています。
・年齢は、入院した時点での年齢で集計しています。
・年齢階級は、90歳以上を1つの階級としています。
【説明】
当院は、地域を支える基幹病院として幅広い年齢層の方に受診していただいています。
当院の入院患者さんの年齢構成は、上記のとおり、80歳代をピークとしています。
70歳以上の患者さんが、全体の約73%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 73 29.40 20.60 1.37% 83.99
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 69 23.25 17.38 2.90% 84.13
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 69 19.46 13.52 1.45% 77.29
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 44 2.00 2.03 0.00% 59.32
060035xx05xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 30 2.57 3.86 0.00% 70.90
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。
【説明】
患者層の高齢化に伴い、誤嚥性肺炎(嚥下機能低下からの肺炎)尿路感染症(尿路に発生する細菌感染症)や心不全の割合が多くなっています。急性期治療を終えると、地域包括ケア病棟及び回復期リハビリテーション病棟等へ転棟し自宅復帰を目的としたリハビリを積極的に行っています。
当院では入院時より医療ソーシャルワーカーが介入し、転院や施設入所へ向けての支援を行っております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 45 3.67 4.55 0.00% 67.67
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 9.13 8.95 0.00% 76.27
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 12 5.00 5.29 0.00% 43.50
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 7.08 6.87 0.00% 69.00
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 11 6.09 5.98 0.00% 67.27
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。
【説明】
当院では、鼠径ヘルニアの手術症例が最も多く、平均在院日数は3~4日以内で早期退院を実現しています。手術症例の中で次に多いのが、胆石性胆嚢炎に対しての腹腔鏡下胆嚢摘出術です。開腹手術と比較して、腹腔鏡手術は患者さんの負担が少ない治療法となり、入院期間は約1週間となります。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 90 47.33 25.50 3.33% 83.17
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 49 38.59 19.34 4.08% 81.78
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 40 2.43 4.76 0.00% 67.43
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 15 23.80 18.32 0.00% 61.47
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 13 17.92 14.07 30.77% 82.85
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。
【説明】
転倒が主な原因となる大腿骨近位端骨折は高齢者に多くみられ、平均年齢も高くなっています。
手術後、ADL低下を予防するため早期にリハビリテーションを開始し回復期リハビリテーション病棟へ転棟して頂きます。
受傷前の生活に戻れるようにリハビリを行う為、平均在院日数については全国平均より長くなっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 36.69 19.09 0.00% 72.69
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 15 23.53 15.70 0.00% 70.87
010069xx99000x 脳卒中の続発症 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 12.17 10.61 0.00% 65.92
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 25.92 8.38 0.00% 78.75
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 30.10 9.88 0.00% 82.00
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。
【説明】
頭部外傷疾患・脳出血・脳梗塞などの割合が高くなっています。
平均在院日数については、急性期病棟での治療を終えた後に回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、ADL改善を目指す患者も含まれるため、全国平均より長くなっています。
転院率の0%は、当院が目指す「病期を問わず一貫した質の高い医療サービスの提供」を実現していることを表す数字となっています。
リハビリテーション科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx99xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 手術なし 42 17.19 13.25 0.00% 78.62
07040xxx99xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 手術なし 31 18.26 11.84 0.00% 75.68
160800xx99xxx1 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院 25 41.28 21.41 4.00% 81.24
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 19.27
070341xx99x00x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12.31
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。患者数が10未満の疾患については、-(ハイフン)で表示しています。
【説明】
他病院にて急性期治療を終えた後、ADL改善の為、当院でのリハビリ目的にて転院というケースが多くなっています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 30 39.83 17.39 0.00% 79.47
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 20 18.95 15.70 0.00% 72.10
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 17 5.12 4.73 0.00% 70.06
010060x0990201 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 74.25 15.44 0.00% 72.63
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 15.57
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。患者数が10未満の疾患については、-(ハイフン)で表示しています。
【説明】
脳神経内科では脳梗塞の方の割合が高く、発症から3日以内の方に対する急性期治療を多く行っています。
薬による内科的治療とともにリハビリテーションも早期に開始し、より少ない後遺症でとどめるよう努めています。
平均在院日数については、急性期病棟での治療を終えた後に回復期リハビリテーション病棟へ転棟しADL改善を目指す患者も含まれるため、全国平均より長くなっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 13 4.92 4.46 0.00% 77.00
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 2.54
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 7.81
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり片眼 4.82
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 4.88
【定義】
診療科別に患者数の多い診断群分類(DPC14桁)の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。患者数が10未満の疾患については、-(ハイフン)で表示しています。
【説明】
眼科では白内障手術を中心とした眼科手術に対応しています。当院の眼科は2名の常勤医師ならびに眼科専属のスタッフ体制です。1回の入院(原則5日間入院)で両眼の手術を行う場合と、片側(原則2日入院)を行う場合があります。日帰りでの白内障手術も対応しております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 2 0 4 7 4 3 1 8
大腸癌 4 3 8 6 10 3 1 8
乳癌 2 1 3 0 3 1 1 8
肺癌 0 0 0 4 1 0 1 8
肝癌 0 1 1 1 5 2 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
・5大癌について初発患者は、UICC TNM分類の病期分類により、患者数を集計しています。
・再発患者(再発部位によらない)は、期間内の患者数を集計しています。
・患者数は、延患者数になります。
【説明】
癌治療には臓器、Stageにより様々な治療法の選択肢があります。部位や進行度により他院へ紹介をする場合もあります。
年齢など様々な事情により積極的な治療を希望されない場合は、緩和ケア病棟へ転棟することもできます。
当院では手術療法・化学療法などに加え他医にて緩和ケアの方針となった方の受け入れも行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 8.46 57.69
中等症 72 26.85 77.83
重症 20 23.95 83.00
超重症 10 112.90 85.70
不明 0 0.00 0.00
【定義】
・集計期間に退院した、成人(20歳以上)の患者さんを対象に集計しています。
・市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
・「入院契機傷病名」および「最も医療資源を投入した傷病名」に対するICD-10コードが、J13~J18$で始まるものについて、患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用い分類しています。(下記1項目該当で1点)
 ①男性≧70歳、女性≧75歳 ②BUN≧21または脱水あり ③酸素飽和度(SpO2)≦90% ④意識障害あり ⑤血圧≦90mmHg
 ※軽度:スコアが0点(いずれも該当しない)の場合。
 ※中等度:スコアが1~2点の場合。
 ※重症:スコアが3点の場合。
 ※超重症:スコアが4~5点の場合。(ショックがあれば1項目のみでも超重症とする)
 ※不明:1~5項目のうち、1つでも「不明」な場合。
【説明】
肺炎は軽度の場合は基本的に外来治療となりますが、基礎疾患などにより入院治療となる場合もあります。
原則、入院治療となるのは中等度以上からとなり平均年齢が高くなっています。また、高齢者は肺炎を繰り返すことも多く在院日数も長くなる傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 135 52.11 79.24 0.54
その他 49 82.49 76.69 1.09
【定義】
・「医療資源を最も投入した傷病名」のICD-10がI63$である症例を集計しています。
・該当するものの患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています。
【説明】
脳梗塞に対し急性期の治療として、薬による内科的治療を行っています。また、超急性期(tPA血栓溶解療法)の治療も行っています。急性期治療終了後、当院の回復期リハビリテーション病棟へ転棟し当院で治療を完結させることが多いため転院率は低くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 42 49.40 129.24 14.29% 83.88
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 42 1.17 1.81 0.00% 71.95
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 16 4.63 88.56 0.00% 71.19
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 16 34.50 190.44 6.25% 81.38
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 15 3.73 10.80 13.33% 78.60
【定義】
・診療科別に手術症例数の多い上位5症例について、集計しています。
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主たる手術のみを集計しているため、手術の実施件数と一致するとは限りません。
・輸血関連、軽微な手術(創傷処理など)は除外しています。
【説明】
中心静脈注射用植込み型カテーテル設置及び胃瘻造設は、経口摂取ができない方、摂取が不十分な方に対し、栄養状態の改善を目的に行う手術になります。
大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ切除術を施行する症例も多くみられます。この手術は、入院(2日)で行っております。
末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純)は末期腎不全の方に対し、透析時に血液を循環させる為に動脈と静脈をつなぎ合わせる手術です。
内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのものは、総胆管結石の治療になります。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 32 0.25 2.06 0.00% 69.86
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 24 1.04 4.58 0.00% 68.29
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 13 1.00 2.54 0.00% 62.31
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 11 0.91 3.36 0.00% 41.36
K7193 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 10 3.00 12.70 0.00% 69.50
【定義】
・診療科別に手術症例数の多い上位5症例について、集計しています。
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主たる手術のみを集計しているため、手術の実施件数と一致するとは限りません。
・輸血関連、軽微な手術(創傷処理など)は除外しています。
【説明】
腹腔鏡下胆嚢摘出術は開腹手術に比べて低侵襲的な手術のため、当院では積極的に取り組んでいます。
当院では、癌の患者さんも積極的に受け入れを行っています。癌の中では大腸癌に対する切除術が多く占めます。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 92 1.89 41.79 4.35% 81.50
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 30 0.90 15.17 0.00% 66.33
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 26 2.96 79.46 0.00% 80.38
K0732 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 23 0.48 3.35 0.00% 70.83
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 21 0.24 1.52 0.00% 53.43
【定義】
・診療科別に手術症例数の多い上位5症例について、集計しています。
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主たる手術のみを集計しているため、手術の実施件数と一致するとは限りません。
・輸血関連、軽微な手術(創傷処理など)は除外しています。
【説明】
整形外科の手術は骨折観血的手術が多くなっています。特に大腿骨近位部骨折に対する手術が大多数を占めています。
外傷、骨折については積極的に早期手術、早期リハビリテーションを行い、合併症をできるだけ回避するよう努めています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 10 2.60 32.20 0.00% 82.00
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合
K1421 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成
【定義】
・診療科別に手術症例数の多い上位5症例について、集計しています。
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主たる手術のみを集計しているため、手術の実施件数と一致するとは限りません。
・輸血関連、軽微な手術(創傷処理など)は除外しています。                                   
・患者数が10未満の疾患については、-(ハイフン)で表示しています。
【説明】
脳神経外科で最も多い手術は転倒によって起こる外傷性慢性硬膜下血腫に対する穿頭洗浄ドレナージ術です。局所麻酔下で可能なので高齢者でも手術を受けられます。
平均年齢は高く、術後に回復期リハビリテーション病棟での治療を行うため、平均術後日数も長くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 16 0.00 3.69 0.00% 76.69
K2682ロ 緑内障手術 流出路再建術 その他のもの
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの
【定義】
・診療科別に手術症例数の多い上位5症例について、集計しています。
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主たる手術のみを集計しているため、手術の実施件数と一致するとは限りません。
・患者数が10未満の疾患については、-(ハイフン)で表示しています。
【説明】
白内障手術は、日帰り手術もしくは2日(片側)、5日(両側)の入院手術で行っております。緑内障手術・硝子体手術も入院で行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 3 0.12
180010 敗血症 同一 9 0.36
異なる 10 0.40
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 1 0.04
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.48
異なる 4 0.16
【定義】
この指標は、医療の質の改善のため臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして播種性血管内凝固、敗血症、真菌症、手術・処置等の合併症について、症例数と発生率を示したものです。「最も医療資源を投入した傷病名」と「入院契機傷病名」が同一か、それ以外かで件数を集計しています。
【説明】
手術・処置等の合併症についても、最大限に合併症を起こさないように、治療に努めています。
合併症は患者さまの状態により引き起こされる確率は様々であり、臨床上ゼロには成り得ないものですが、細心の注意を払い対応しています。万が一、上記疾患を合併した場合にも、患者さん等に説明を行い、最善な処置を施行しています。 
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
209 172 82.30%
周術期の肺血栓塞栓症の予防対策の実施は、発生率を下げることにつながるとされています。
肺血栓塞栓症の予防方法には、静脈還流を促すために弾性ストッキングの着用や抗凝固療法等があります。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
470 418 88.94%
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは望ましいプラクティスとなります。また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
462 296 64.07%
効果のある抗菌薬特定のために細菌培養同定検査を実施しているが、肺炎等の検出菌が特定しやすいものについては、医師の判断により、検査実施せずに抗菌薬の処方を早めに行い対処しているケースもあるため、実施率に影響している。
更新履歴
2016/10/01
病院情報の公表(H27年度 病院指標)
2017/10/01
病院情報の公表(H28年度 病院指標)
2018/10/01
病院情報の公表(H29年度 病院指標)
2019/10/01
病院情報の公表(H30年度 病院指標)
2020/10/01
病院情報の公表(R元年度 病院指標)
2021/10/01
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2024/09/30
病院情報の公表(R 5年度 病院指標)