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当院の新型コロナウイルス感染症への対応 2021年 4月 19日 現在
はじめに 現在の感染拡大防止の取り組み 今後の取り組み これまでの取り組み 問い合わせ先

はじめに

2020年 8月 27日
平素は当院に対しご厚情、ご支援を賜り地域の皆さまに心より御礼申し上げます。

2020年4月上旬に救急搬送された患者さまが入院後に新型コロナ陽性と判明し、その後1名の職員が陽性と判明したのが4月18日でした。即日から当院ではすべての新規入院と来院での外来業務を一般・救急問わず全て停止(ロックダウン)させていただくこととなり、地域の皆さまには多大なるご不安、ご心配をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げる次第でございます。ロックダウン直後から、わずかでも接触の可能性がある患者さまやスタッフに対し、徹底的にPCR検査を行いました。そしてその経過中、はじめの患者さまとは別の患者さまが4月半ばに新型コロナ陽性と判明し、こちらでは職員2名の感染が判明しました。PCR検査の結果は、他の職員はすべて陰性であり、患者さまもすべて陰性でした。結果として経過観察期間中のPCR検査は4月28日に公表させていただきましたように職員89人中陽性者は上記の3名、患者さまは154人中0名でした。

当院は当時も現在も新型コロナ症例を受け入れる医療機関ではありませんが、新型コロナの症状は実に多彩です。当院でも救急医療はじめ地域医療を広く行わせていただいている関係上、水際対策こそが非常に重要と考えています。新型コロナを院内に「入れない」、他の患者さまと医療者に「うつさない」、そしてさらなる感染を「広げない」ために、職員一同、心血を注いで工夫をこらして対応しております。

もちろんどれだけ準備しても完全ということは決してないのがこのウイルスの恐ろしさです。しかし当院を信頼して受診していただいている皆さまの安全をしっかりと担保し、二度と前回のような病院全体のロックダウンに至らないよう、できる限りの感染防止対策を今後も行って参ります。その取り組みの一部はメディア(新聞・テレビ)で取り上げていただきご存知の方も多いと思いますが、変異すると言われているウイルスに対して適時に、柔軟かつ断固とした対応をこれからも取って参ります。そのためには受診される患者さまのご協力も不可欠です。今後もご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、どうかご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。

理事長 今村 康宏

現在の感染拡大防止の取り組み

プレハブ対応
陰圧テント運用
発熱者を対象としたプレハブの診察室・検体採取室・待合室を本館前駐車場に設置し、一般の患者さまと発熱患者さまとの動線を切り分けています。
プレハブ増設/検体採取室の設置
陰圧テント運用
インフルエンザとの同時流行(発熱患者の増加)に備えてプレハブを増設し、待合室を個室化すると共に、新たに検体採取室を設置しました。

救急外来ゾーニング
陰圧テント運用
救急外来をパーティションで区分けし、救急患者さまの診療の際に動線を切り分けています。
陰圧テント運用
陰圧テント運用
救急外来に3基設置しており、新型コロナ感染の疑いがある患者さまからの飛沫感染を防止しています。

CT検査等

新型コロナ感染が疑われる外来患者さま、新規に入院される患者さま、入院中に発熱がある患者さまに対し、必要に応じてCTやPCR検査を施行して新型コロナの鑑別診断を行っています。
陰圧室
陰圧テント運用
本館3階に個室で2床、本館4階に個室2床と4人床があり、発熱等で新型コロナ感染の疑いがある患者さまが一般床に移るまでの期間待機しています。

来院者の検温
来院者の検温
来院された方全員に検温と問診を実施し、体温が高い方などの入館をお断りしています。
入館時の手指消毒

当院に入館される際の手指消毒を徹底しています。
 

電話再診

外来診療に来づらい再診患者さまで、来院の必要性が低いと医師が認めた患者さまに対し電話で診療を行っています
テレビ電話面会
テレビ電話面会
テレビ電話を活用し、入院患者さまと面会できる体制を整えています。
   
PCR検査機器の導入
PCR検査機器
院内で新型コロナ感染検査機器を導入しています。
自費診療による検査をご希望の方は「新型コロナウイルス感染症検査ページ」をご確認ください。
全職員毎日検温

全職員が毎日検温を実施・報告しており、体調不良時には出勤停止としています。


今後の取り組み

・感染対策の更なる強化
  外来で感染の疑いがある患者さまに対し、プレハブまたは陰圧テントで初期対応を行い、必要に応じて他院へ転送いたします。また入院中の患者さまで熱発等が見られる患者さまは、陰圧室などの個室にて経過観察を行い、必要時に新型コロナウイルス感染症の検査を行っています。

− 対応状況は随時こちらのページで公開してまいります。−

これまでの取り組み

こちらのページに時系列でこれまでの取り組みをまとめております。

問い合わせ先

問い合わせ先
 済衆館病院 代表 TEL0568-21-0811 
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