知っていればその時役立つ話-その3-

1 インプラント治療 大切な歯を失ったら入れ歯?ブリッジ?それともインプラント? 失った歯を補う治療の一つである「インプラント」とはどのようなものなのでしょうか。インプラントの基礎 知識やメリット、デメリット、他の治療法との比較など治療前情報をお届けします。 お口の中は、とても繊細です。歯を失ってしまうと、繊細なお口の中に違和感が生じます。 •歯を失って、空いた箇所に隣の歯が傾いてきてしまう •失った歯と咬み合う対象だった歯が伸びてきてしまう •歯並びや咬み合わせが乱れることにより歯周病が悪化してしまう •咬み合わせが変化することで身体に歪みが生じてしまう(顎関節症・肩こりの原因に) 失った歯を放置することは大きなリスクを生み出しかねません。 インプラントとは、失われた歯のかわりに使える人工の歯のことです。入れ歯やブリッ ジと違って骨にしっかり結びつくため、天然歯と同じように使えるのが最大の魅力です。 インプラントとは、アゴの骨に埋め込んで歯根と同じ働きをする人工歯根と、歯茎の 上から見える人工の歯、その2つをジョイントするアバットメントの3パーツからできてい ます。 歯を失ったときの主な治療法として、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあります。各メリット・デメリッ トをご説明します。 当院ではインプラント手術を「静脈内鎮静法」という麻酔を併用して行うことができます。チクッとするだ けでもイヤだ、インプラントは無痛治療でお願いしたい!という方にはオススメです。腕から点滴で鎮静剤を 入れながら手術を行う方法で、うたた寝のような状態になります。静脈内沈静法下の手術では、血圧や脈拍、 呼吸などを厳重に監視しながら行われますので安心です。 また、当院では病院内手術室を使用することにより、より清潔度の高い手術を行うことができます。 当院ではインプラント治療、入れ歯治療、ブリッジ治療のいずれも行っています。いずれの治療も、患者さ まの口腔内の状態や全身状態、ご希望によって、向き不向きがあります。まずは当院歯科口腔外科までお気 軽にご相談ください。 •自分の歯と同じような感覚で 噛むことができる。 •天然歯のようにきれいで美しい。 •周りの歯を傷つけない。 •手術が必要。 •比較したとき、治療費が高い。 •骨への定着期間を入れると治療期 間が長い。 •固定式なので、違和感が少ない。 •治療が短期間。 •セラミックなら天然歯のように美し い。(保険外) •両隣の健康な歯を削らなければな らない。 •ブリッジと歯ぐきの間に食べ物のカ スがつまり、不衛生になりやすい。 •比較的治療が簡単で短期間。 •通常の入れ歯の材質、方法なら治療 費が安い。 •硬いものが食べにくいことがある。 •留め金が見えて、見た目がよくない。 (部分入れ歯) •ガタツキがあり、違和感を感じることがある。 インプラント ブリッジ 入れ歯 なし 図 保険適応 メリット デメリット あり あり 歯を失ってしまったら 失った歯をそのままにしておくと インプラントとブリッジ、入れ歯の違い 当院のインプラント治療の特徴 まずはご相談ください インプラントとは インプラントのしくみ インプラントのしくみ マンスリー済衆館だより 希望 第94号(2015年1月号)より 治療 方 法の比 較

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